タッチケアの注意点とポイント

☆参加された方へ☆

復習としてご覧ください。


●いつする?
・哺乳や食事から1時間経ってから

・お互いにゆっくり落ち着いて、集中出来るとき

・オムツ交換や寝かしつけ、入浴前後などに部分的にでも可

・熟睡中は起きてから機嫌のよい時に

・激しく泣いているときは、抱っこなどで鎮めてから


●マッサージオイルについて

・肌のトラブルがあり、治療中は避けてください

・初めて使うオイルは、必ず腕の上の方の内側に少量塗布して、10分後に赤み・かゆみ・腫れ・水泡がないか確認してから使用してください

・100%植物性で無添加のオイルをお勧めします。アーモンドオイルなど将来お口にする可能性があるオイルは避けてください(アレルギーを起こすことがあります)


●始める前に

・爪は短く

・手を洗う(冬場は湯で手を温めてから)

・オムツは変える

・赤ちゃんの下にバスタオルを敷く

・お母さんの膝にもタオルをかけておくと、おしっこが飛んできたときに慌てなくて済みます

・名前を呼んで、目を合わせて、話しかけて始めることを伝えてからスタート


●手技について

・実施時間は15~20分程度

・5分以上のマッサージでオキシトシンは分泌され始めます

・各部位を5~6回ずつ(お子さんの様子によっては2~3回でも可)

・1往復を10秒程度かける、ゆっくり触っていく

・お母さんの手のひら・指の腹を十分に使い、赤ちゃんの肌との接触面を多くする、でこぼこにそうようにぴったりつける

・赤ちゃんの皮膚色がピンクから白に変わるくらいの圧迫・強さ(中程度の圧)でマッサージする

(軽いタッチはくすぐられているようで好まない、さまざまな効果が得られない)

中程度の圧でマッサージを受けた乳児の方が、同量のミルクを摂取していたにもかかわらず、体重増と質の高い睡眠が認められたという実験データがありました

・マッサージにまだ慣れないうちは、目を合わせて優しく話しかけながら手をそっと置くことからスタート

ゆっくりと手を動かし始めていき、赤ちゃんが受け入れやすいように

続けているうちに慣れてきて、スムーズに出来るようになります

・順序や回数にこだわる必要はない、その子とその時の状況で行なう

・お母さんも基本的手技を覚えて慣れてきたら、話しかけながらや歌を歌いながらやってみましょう

・マッサージは抱っこでもできます

膝の上に抱っこしながらや、お母さんの脚を伸ばしてその上に寝かせてもできます

・マッサージが終わったら喉が渇くこともあるので、おっぱいやミルク・お茶・白湯などで水分補給をしてあげてください


せっかく教室に参加くださったので、お家で続けてみてください。

大きくなっても「やって~」って言ってこられるようですよ(*^^*)

橋本武夫医師・他、日本赤十字看護大学教授監修によるテキストを使用しています。


タッチケア

ベビーマッサージ教室 奈良・生駒 日本タッチケア協会認定指導者 日本フィトセラピー協会認定 ハンドケアセラピスト